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ニヤッと笑った
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優典は料理が趣味だし得意なので、バイトの子達に腕を振るのは特に苦にならない。
バイトの子達は何を作っても美味しい美味しい!と言って笑顔で食べてくれる。
その笑顔を見ながら幸せに浸るのが、優典の毎日の日課だ。
お客様にもバイトの子達にもカフェ・リノのメニューは豊富で季節事に変わるので、飽きが来なくて美味しいと評判なのだ。
「じゃあ住み込みのバイトの子が、タオルと着替えを持ってきたということですか?」
「今、フロアに出ている子も住み込みなので、電話してくれたんだと思います」
「……」
一見さんが黙り込む。
「…?あの…、」
急に黙り込んだので心配して声を掛けようとしたが、一見さんの名前を知らないことに気付く。
優典の心配をよそに、一見さんはニヤっと笑った。
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