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欲しい人【utgr】*°ヤンデレ
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grside
窓から漏れる小さな光に照らされて目が覚める
目を開けると俺の中に''違和感''が襲う
おかしい、目を開けてるのに見えない
布か何かで隠されてる感じ……
目に付いてる布らしきものを取ろうと手を動かそうとするがガチャンと音がして手が動かないことに気付く
手首には鉄で出来たものだろうか
世にいう手錠って奴だ
足も足で縛られてるし、口も開かないテープでも付いてるのか……?
クソッ、ここは何処で何のために…
コツコツと足音が聞こえる
その足音は少しずつ俺がいるであろう場所に近付いてくる
近くになると足音が止まりギィっとドアが開く
そして、耳に聞きなれた声が聞こえる
「グルちゃんおはよ」
メンバーで、幼なじみである大先生だ
グル「ん、……ん!」
鬱「あ、ごめんなグルちゃん
それじゃ話せへんよな」
頬にひんやり冷たい手が触れる
鬱「あ、ごめんごめん
さっき手洗っててん」
口の周りに付いてたテープが剥がれる
グル「大先生、何のつもりだ」
鬱「いや?特に何もないで
でもさ、最近グルちゃん構ってくれへんやん?
やから構ってもらおう思ってさ」
ガチャガチャと手を動かしても手錠が取れるわけはなく
グル「おい、大先生、今なら許してやる
離せ」
鬱「……何いってんの?」
先程までの優しい声色と打って変わって冷たい声
いつも聞いてる声じゃない
いつもの大先生じゃない
鬱「別に許してもらおうなんて思ってへんで
ただグルちゃんを俺のにしたいだけや」
スッと目から布が落ちる
先程まで見えなかった光景が見える
不敵に微笑む真っ赤になった大先生と
そのうしろにはこの前まで話していた我々だメンバー
グル「う、そだろ」
鬱「あー、そう言えばゴミ片付けて無かったな
ごめんなグルちゃん
ゴミ見せてしまって」
ニコニコ笑う大先生
グル「ゴミって何やねん
仲間やろ!お前仲間をなんやと思ってんねん」
鬱「仲間……?俺の仲間はグルちゃんだけやで?
俺にはグルちゃんだけでええんやで?
何?グルちゃんは俺だけじゃあかんの?
そんなん許さへんで
俺だけを見ればええんやで」
狂ってる
その言葉が一番合うだろう
床に落ちてるナイフを拾い上げる大先生
鬱「グルちゃん賢いやろ?
今どうゆう状況か理解してるん?」
そう言って大先生はナイフを振り上げて俺の足に刺す
グル「グッ、ガッァ……ッ」
鬱「痛い?ねぇ、グルちゃん
痛い?やめて欲しい?なら分かるよね?
グルちゃんは誰のもの?答えて」
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