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The wing which died surely turns into love
気付かずに、気遣う
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頬裏の粘膜までもを舐め取ろうとするように、俺の口腔内を、うねうねと蠢く結芽の舌。
舌に絡むざらつく感触に、じゅっと吸い上げた。
「んっ………」
きゅっと舌を引かれる感触に、結芽の鼻から甘い音が漏れる。
結芽のアナルが、きゅんっと俺のペニスを締め上げた。
「はっ………」
持っていかれそうになる感覚に、ちゅっとリップ音を立て、結芽の唇から逃れた。
結芽が自分で掴んでいるペニス。
結芽の手の上から、手を重ね、緩く扱いた。
擦られる感触に、結芽の腰が、揺れる。
「ぁっ………はぁっ…」
縋るように俺に片手を伸ばした結芽は、隙間ができないほどに、身体を密着させ、悦楽のままに、腰を振るう。
耳許で零れているのは、艶やかな喘ぎ。
「ぁ、………ぁあっ…っは……」
女のような媚びた音じゃなくて、獣の呻きのような音。
だけど、悪い気はしない。
むしろ、俺の欲望を掻き立てていく。
俺の体液で、昂った感覚のままに、貪るように、縋りつく。
求め、縋られるコトが堪らなく気持ちが良かった。
とろりと蕩けた顔で、俺の頬へと手を滑らせた結芽は、唇を欲する。
その仕草に促されるように、俺は、結芽の唇に口づけた。
触れる唇に、結芽の口角が上がる。
「はっ………」
熱い吐息に、結芽の顔が、満足げな笑みを湛える。
腰を燻らせ、結芽のペニスを扱く俺。
「結芽……ゆめ、気持ちぃ?」
問う俺の首筋に、結芽は、額を擦りつける。
「ィ……、…ぁ…」
びくりと震えた結芽の身体。
堪らなくなり、ガツガツと獣のように腰を振るう俺に、催促するように、結芽の爪が、肌に食い込む。
結芽は、覚えていない。
こんなに乱れて貪った姿を、結芽は、覚えていないだろう。
少し飛んでいるくらいの方が、可愛いな……。
…男相手に可愛いなんて思う日が、来るとは……、な。
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