アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
37
-
カ「それより、そろそろ降ろして
自分の足で立ったり歩いたりする練習もしたいから」
ラ「お、おう」
カ「よっと…。皆さん、知ってると思うけどカイルです
これからお世話になります」
カイルはそう言って船員達に向かって微笑んだ
船員達はよろしくと言ったり、惚けていたりしていた
カ「ラウト、あとで皆の名前を教えて欲しいな」
ラ「あ、ああ、大丈夫だ
とりあえず、そこに立ってんのがレイリス
俺はレイって呼んでる
で、そこのちっこいのがシュカな」
シュ「ちっこい言うな!」
ラウトが真っ先に紹介したってことは、この2人がラウトの次くらいにこの船内で力持ってんのかな?
レ「よろしくね」
カ「よろしく、レイさん、シュカさん」
シュ「うん、よろしくー」
ラ「もし俺がすぐに見つかんなかったら
この2人のどっちかに聞きな
レイとシュカとは付き合い長いからな」
やっぱり。じゃあ後で2人にも渡さなきゃ
カイルは袋をぎゅっと抱きしめる
カ「分かった。じゃあ、3人に渡すものがあるから
何処か個別の空間とかないかな?」
ラ「なら俺の部屋に行くか」
カ「ラウトの?」
レ「確かに折行った話をするなら船長室が1番だね」
シュ「でも、ラウトが俺達を部屋に入れるとか珍しいね
普段なら絶対嫌がるのに」
ラ「カイルのためなら、これくらいどうってことない」
カ「ラウトありがとう」
ラ「おう、じゃあ行くか」
ラウトはそう言ってまたカイルを抱き上げた
カ「ラウト、歩く練習したいって言ったよね?」
ラ「今日だけ我慢してくれ」
カ「…仕方ないな。今日だけね」
ラ「さんきゅ」
そう言ってカイルの額にキスを落とした
その姿を見たレイリスとシュカが顔を見合わせてため息をついたのは言うまでもない
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
40 / 67