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ラ「それで、俺達に渡す物って何だよ?」
ラウトは部屋に入り、カイルを自分のベットの上に降ろすと、そう切り出した
カ「これなんだけど…」
カイルは持っていた包を開けベットの上に広げた
シュ「うわー!ちょー綺麗!
これ全部カイル君が作ったの?」
そこには耳飾りやペンダント、腕にはめるリングなどが全て違う組み合わせや順番で作られていた
カ「そう。で、これを皆に身につけてほしい」
レ「ラウトになら分かるけど、何で俺達まで?」
カ「これは僕の大切な人だったり、友達である証拠
鮫の歯とパールをベースに作られている装飾が
僕を表す組み合わせなんだ」
ラ「じゃあ前にお前から貰ったこの耳のやつもか?」
カ「そう。この飾りを身につけていれば、海の中にいる
僕の友達たちが貴方達に何かあった時は助けてくれるよ
まぁ、逆もあるかもしれないけど…」
シュ「うっそ!マジで!それってその友達と俺らも
会話できるようになったりするのか?」
カ「んー、人間だし会話は出来ないかな…
何かお互い感覚で察する感じ」
レ「へぇ、面白いね。俺はいいよ。その飾り綺麗だし」
シュ「俺も俺もー!」
カ「ありがとう」
ラ「もちろん俺もだ。ありがとな、カイル」
カ「ううん。とりあえず全種類5つずつ作ってあるから
好きなの幾つでも取っていって」
シュ「じゃあ俺は鮫の歯が多い腕輪2つにしよっと!
二の腕辺りに付ければいいのか?」
カ「そう。それ、そこに留め具があるから」
シュ「了解了解」
シュカは頷きながら手際よく腕輪を2連で着けた
レ「カイル君、これは何?」
カ「それは髪の先の部分に括りつけて、
こんな風に垂らすの」
カイルは自分の髪にあてて見せる
レ「じゃあ俺はそれにするよ」
カ「じゃあ初めてだし付けてあげる」
レ「ありがとう」
カイルはレイリスから装飾を受け取り、髪に付け始めた。そして、これでよし、と言って手を離した
カ「んー。レイさん髪長いし、1個だけじゃなくて
もっとつけたいな…」
レ「俺はいいよ?」
カ「本当に?ありがとう!」
カイルは髪飾りを2つ手に取ってレイリスの髪先にバランス良くつけた
カ「大丈夫?邪魔じゃない?」
レ「うん、大丈夫だよ。ありがとうね」
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