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オカン
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そして順調に食べ進めて行ったんだけど、あと少しが入らない。
どうしよう…全部食べたい。
でも、きつい。
うぅ…せっかく藍原くんが僕にくれたのに、呆れられちゃったらやだな。
そう思い、残りも頬ばろうとすると…
永遠『バカ、無理すんな。』
手を止められた。
成弥も不思議な顔で見ている。
永遠『お腹いっぱいになったらそれでいい。』
刹那『…ごめんね。』
永遠『何も悪いことしねぇだろ?』
刹那『…うん!すっごく美味しくて久しぶりに沢山食べれたんだぁ…ありがとうっ。』
永遠『どんなに腹空いてなくても、具合悪くても1口ぐらいは食べるようにした方がいい。』
刹那『うん、頑張る。』
藍原くんって面倒見いいなぁ。
成弥『永遠ってそんなにオカンやったっけ…?』
永遠『ぁあ"?』
成弥『…いえ、なんでもありません。』
永遠『ふーん。』
成弥『…。』
永遠『高梨、残りの時間は俺サボるからきょうかしょは机ん中に入ってるやつ使え。
あと、変なやつに絡まれるなよ?』
成弥『そーえば、ベタベタされてはったなぁ…。』
刹那『あはは…気をつけるよ。』
そう言うと疑ったような視線を二つも受けた。
んもう…。
そのままお昼休みは終わり、藍原くんはサボるために教室を出た。
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