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ミスったってどういうこと。
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はああああ!?
朝の7:00、こんな叫びがある一件の家に響き渡りました。
『どういうことだよ!!なに、いきなり。今日から男子校って!?はあ!?瑞穂高校じゃなかったのかよ!』
「手続きミスしちゃったのよ...。」
『んだよっ、意味わかんね!!ほんと!!』
「お兄ちゃん〜、もう時間だし...。引越し業者さんきてるよ???あ、寮に運んでもらって結構です。」
母と父は、おろおろしてるし、妹はてきぱきと引越し業者さんに頼んでるし、
『ミスったで、済むもんなのかよっ!!本当なら、今頃いちゃいちゃ...。はぁ。』
「お兄ちゃん、きもい、早く逝ってよ。」
漢字違うけどぉ!?妹、誰に似たんだよ。この性格。この辛辣っっ。
「お、おじゃまします...。陽くんいる???」
「あ、光くんっ!!お兄ちゃんいるよ〜、早く連れてって!」
そう言って、俺は、光に無理やり引っ張られて
この、榊篠高校につれてこられました。
幸いにも、クラスは光と同じ。
ほんとさ、
『ほんっと、むさくるしい!女の子が欲しいよぉぉ。もう、光でもいい。』
「それ、どういうこと〜??」
ふんっと、頬を膨らましてる光は女の子のように見えた。
「ほら〜、あんた達座りなさい。HR始めるわよ。」
男子らは、きたぁぁぁっ!!女子の美人先生だぁぁ!!って、浮かれてるけど、こういう先生に限って怖えんだよ。
「ほら、自己紹介はじめて。」
「相原悠悟だよ〜、よろしくっ!」
読モもどきか。おい。
「わぁ、読モの悠悟くんだぁ。」
やっぱ、読モなんだねぇ、もどきかと。
「榊篠千尋で、す。よろしく、ね?」
可愛い子、それでも男子なんだよなぁ。
「藤田優希。特に趣味なし。」
クールっ子...。
ついに、光の番がやってきて...
「宮野光〜!!よろしくねっ!」
『はぁ...八谷 陽。好きな事はバスケとかスポーツ。よろしく。』
一応、目立たない程度で...自己紹介っと...て、目立ってるんですけど!?
「中性的な顔立ちやなっ!あ、俺は渡狸凛や!よろしゅう!」
頬を触ってくるから鳥肌たった。
「陽、ちゃんと皆と仲良くしないとだめだからね???」
『はいはい。』
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