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嬉しい
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ここだよな
河内の教室って
「ここだよな?」
確認するように呟く
「ここだよ」
ちゃんと待ってたんだな
それにしてもかわいいな
相変わらず
「ここではなくて僕の家行こう
親いなくて一人暮らしだから」
一人暮らしか…
凄いな…
それにしてもなんでしたを
向いてるんだろうか?
「いいのか?」
「もちろん」
顔よくみたいな
「早く教室出よう」
「そうだな
早く行こうか」
まぁ、以下略して
がっこう出た
帰り道歩幅合わせて
この感じいいな
しばらくして…
「あの…話聞いて…
この前「特別」って言って
くれたでしょ?」
「うん
言ったけど…?」
確かに言った
自意識過剰かもしんないけど
もしかして両思いか?
あ、
そういう事な…
「ちゃんと聞くから
ゆっくりでいいからな」
「…き」
ん?今なんて
「す…き…なの…
ずっと…すきだった」
あ、やばい
これもうヤバイ
やっぱりオレも好きなんだ
この、愛しい
でも余裕なふりして
「オレも好き
ほら」
手を差し出した
「て繋いでいいの?」
「もちろん
さ、行こう」
「うん!」
あたたかいな
こんなにあたたかいのははじめてだ
優しいあたたかさ
「えと…これから
よろしくね」
「こちらこそ
愛しい存在」
剣の家に着き
「お邪魔します」
「お邪魔じゃないよ
むしろずっといてほしいなんて」
やばい…
その笑顔もう…でも
今日は勉強しにきただけだから…
「ふふやっぱり剣は『特別』だ」
余裕のある
事を言った
嬉しい気持ちのほうが大きい
これからもずっと…一緒に
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