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隠しなさい
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(隠しなさい ナビ△微回想1日目)(語り手は、ナビゲーター)
(場所は、柳瀬が、少年狩りしていた、サファリパークの中)
少年に、赤目虎は、飛びかかる真似を、しただけで、赤目虎は、象達の、輪
の中に、飛びこむ、勇気など、微塵もなかった。
少年と、赤目虎の、間に居た、10頭程の、象の内、数頭が、大きく鼻を、
振りあげたのを、見て、赤目虎は、後ずさりして、また、四つん這いになり、
頭だけ、持ち上げて、持久戦の、継続を、決め込んだ。
「迷惑なのは、レッド、お前だ、諦めて、帰れ」
赤目象が、赤目虎に、言い返してくれたので、少年が、ホッとした時。
「坊や、象達に、守られて、数日生き延びても、兵士に、見つかれば、生きた
まま、八つ裂きに、されるぞ、俺の、所に、今、くれば、その、小さいのを、
俺の、大きな舌で、勃起させて、良い思いを、させてから、ひと思いに、苦し
まないように、あの世に、送ってやる」
少年は、赤目虎に、そう言われて、収容所の、学校では、
「恥ずかしい所は、人前では、隠しなさい」
と、教えられていたのを、思いだして、恥ずかしくなり、慌てて、大事な、所を、
右手で、隠して、俯いて、小さな声で、呟いた。
「勃起できる、はずがないだろう!」
少年が、俯いていたら、赤目虎が、話しだした。
「俺は、今、発情期だから、2日で100回以上は、やれるのに、1頭だけ、
しかいない、雌虎が、今は、子育て中で、近づけないから、可愛い顔をした、
お前が、その、代わりだ」
次の、瞬間、虎が、
「見ろ」
と、少年の、頭の中に、語りかけたので、少年が、俯いていた、顔をあげて、
見たら、四つん這いだった、虎が、後ろ足、2本で、立ちあがり、少年の、物
の、10倍も、あるような、見たくない物が、勃起しているのを、見せつけら
れた。
それを、見た、少年は、赤目虎に、後ろの、敏感な穴が、八つ裂きにされると、
直感した。
虎の、交尾は、2日で、100回以上に、及ぶと、本に、書いてあったのを、
思いだして、頭の中で、赤目虎の、今の、話なんか、理解できない方が、良かっ
たと、思いながら、赤目象を、涙目で、縋る様に、見つめたら、優しそうな、
目から、一筋の、涙が、流れていた。
しばらく、嫌な、沈黙の、時間が、流れた。
りんごを、くれた、子象が、赤目虎を、見ながら、少年の、体に、自分の体を、
寄せて、少年を、慰めるように、側に、座り込んだ。
「坊や、俺達は、赤目虎からは、お前を、守る事は、出来ても、少年狩りを、
する、武器をもった、残酷な、兵士から、坊やを、守る、事は、多分、出来
ない」
「兵士に、捕まり、生きたまま、弄ばれた後、殺させる位なら、赤目虎に、食
べられた、方が、確実に、死後、白い光の、輪に、はいれるから、良いかもし
れないが、選ぶのは、坊や、お前だ。」
少年は、赤目象に、そう、言われたけれど、赤目虎に、食べられる前に、八つ
裂きにすると、言われているような物で、選ぶなんて、少年には、無理だった。
「白い光の輪?」
何の事か、意味が、判らないけれど、少年には、今が、大事だった。
少年は、リンゴの実を、食べられたので、空腹感は、なくなったけれど、赤目
虎は、痩せていて、空腹そうに見えたので、それを、少しでも、満たせば、自
分が、食べられなくて、済むのではと、考えたようだ。
象達が、少年を、守ろうとして来てくれた、方向には、大きな、川が、流れて、
いるのを見て、少年が、赤目象に、頭の、中で、聞いた。
「あの、川に、魚は、居ないの?」
「沢山いるよ」
「だけど、深い所は、流れが、早くて、危険だ」
と、赤目象が、少年に話したら、少年が、赤目虎に、頭の中で、話しだした。
「ねー、赤目虎さん、僕は、体重が、46kgしかなくて、君が、僕を、食
べても、数日で、食べ物が、無くなるけれど、僕を、生かしておいてくれた
ら、僕は、泳ぐのが、得意だから、もし、魚が、取れたら、取った分の、3
分の2位は、毎日、君に、あげるよ。」
「それと、象さんに、迷惑を、君が、かけないで、居てくれたら、僕が、兵
士に、捕まり、そうに、なった時に、今のように、君の、頭の中に、呼び掛
けるから、ひと思いに、殺してから、食べても、良いよ。」
少年は、ステージで、少年達が、兵士に、残酷な事、されているのを、目に
焼きつかされて、いたので、ひと思いに、殺してくれるなら、赤目虎の、方
が、良いと、思ったようだった。
それを、聞いた、赤目虎は、姿勢を正して、尻尾を、ピーンと、立てて、言
いだした。
「坊や、俺は、丸3日間も、何も食べていなくて、お前の、美味しそうな、
匂いがしたから、駆けて、来たのだぞ、だが、本当に、魚を、食べさせてく
れるなら、俺と、話せる、お前は、退屈しのぎに、特別に、生かしておいて、
やっても、良いが、俺の、性欲は、満たさせて、貰うのが、条件だが、どう
だ?」
赤目象が、それを、聞いていて、話し出した。
「お前は、前に、川で、魚を取ろうとして、虎のくせに、溺れかけて、命を、
落としそうに、なった時、俺が、丸太を、鼻で、掴んで、川に、投げ込んで、
やって、命拾いしてからは、川に、入らなくなっただろう?」
「赤目虎、あの時の、借りを、今、変な、条件を、つけずに、返せ。」
そう、赤目象が、大きな鼻を、上下させながら、話した。
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