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人の排泄なんて、まあ普通自分の排泄すらこうまじまじと見ない。
だから、お尻の穴からうんちが押し出されてくる様子はなんとも新鮮だった。
一昔前にうんちに似た半練り状のものを出す小さいキーホルダーの玩具が流行ったが、本物はそれよりもずっと面白くて、魅力的だ。
ただ、鼻を突く匂いに吐き気すら催しそうだった。
離乳食前の赤ちゃんのうんちは臭くないと言うけれど、柿狗くんも栄養を入れたミルクだけで食事すれば、うんちが臭くなくなるのだろうか。
「ふ、うう、う…」
見ている内に、流れるように出ていたうんちがおさまる。
あともう少し残っているのか、柿狗くんがいきんでいる。
少し汚れたお尻の穴がぱくぱくと呼吸するように動き、奥からゆっくりと塊が顔を出す。
「凄いよ柿狗くん、お尻の穴が開いてて、腸が動いてるのがわかる。うんち出すためにうねうねしてる」
「おま…ふざけんな…」
急に腸内実況を始めた僕に、柿狗くんのうんちは引っ込んでしまった。
柿狗くんははあはあと息をして、タンクに背中をぴったり預けている。
さっきまでうんちをするのに必死で、僕に見られているなんて忘れていたらしい。
まだ出し切らない内に一息ついてしまって、僕に見られているのが恥ずかしくなったようだ。
横を向く柿狗くんの顔が赤い。
「ほら、柿狗くん、最後のもう一息だよ。頑張って!それとも、僕が摘便してあげようか?」
「しなくていいし…も、十分見ただろ、どっか行けよ」
「やだよ。うんちし終わった柿狗くんのお尻の穴、僕が拭いてあげるんだから」
「…意味わかんね」
はあ、柿狗くんは諦めたようにため息をつく。
「も、喋んなよ」
僕がうんうんと頷くと、柿狗くんはまたお尻に力を入れていきみだす。
眉間にしわを寄せて、目をつぶり息を堪えている。
なんだか笑うのをこらえるようにも見えた。
むにむにとうんちが出てくると、少し息をついて、またいきむ。
全部を出し切って、柿狗くんの表情も晴れやかになった。
目を開いた柿狗くんと目が合い、そんな一部始終を見つめていたのがわかったのか、すぐに顔が真っ赤になる。
唇を噛んで、横を向くのがまた可愛い。
「じゃあ僕がお尻拭いてあげる。きれいきれいしよーねー」
僕がそう言うと、幼児に言うみたいなのが嫌なのかなにかぶつぶつ言っていた。
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