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〈番外編〉 ちっちゃくなりました―9
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程なくして、あいつらが収まった頃には、風夜は寝ていた
星 「寝顔もキュートだよねー」
圭 「こいつはどんな姿でも、愛らしいからな」
柊 「結局原因は何なんでしょうね」
圭 「さぁな…さっぱりわからねぇ」
紅 「そういうのって、次の日には大体戻るってパタ
ーンだよね」
翠 「まぁ、今のところ困るようなこともないし、ま
た明日考えれば?」
櫂 「そう……だ…ん、のる……」
圭 「すまないな、感謝する」
いい仲間を持ったと、俺はつくづく思う
しばらくして、あいつらが帰った数分後、風夜が起き出した
風 「けぇくん…うにゅぅ、おなかすいた…」
圭 「起きたか…飯か…ちょっと待ってろな。すぐ作る
から」
風 「あいがと」
寝起きだからか、ソファーでうつらうつらしていたが、夕食が出来るとフラフラしながらもこっちに寄ってきた
圭 「食べれるか?」
風 「あぅ、んー、食べさせてぇ」
上目遣いでねだられたら断れるわけがない
今日の夕食のメニューはオムライスにした。それを一口サイズにすくって、ゆっくり風夜に食べさせた
風 「もぐ、むぐ、おいひぃ…」
圭 「そうか、もっと食べろよ」
もぐもぐしながら食べている姿は、頬が膨れてリスみたいだった
圭 「まぁまぁの出来だな」
風 「うみゃい」
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