アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
9
-
「やぁ、煌貴くん、こんばんわ!」
「あ、星宮さん!こんばんわ。昨日はありがとうございました!」
俺は星宮さんに頭を下げる。
昨日は星宮さんが、母親と姉と俺をお祭りに連れていってくれたのだ。
そして星宮さんが車で、パートが終わる時間に母親と俺を店まで迎えに来てくれて、それから姉を迎えにいき、家まで送ってくれるようになった。
この星宮さんはとてもいい人だ。
そして星宮さんと母親は今、とてもいい雰囲気だ。
母親は気丈に振る舞っているが、子供だからわかる。
父親を亡くして、母親がとても憔悴しきっていたことを…。
だけど星宮さんと出会って、母親は元気を取り戻していた。
星宮さんは俺達にも優しいし、とてもいい人なのがよくわかる。
だから姉と話し合って、もし再婚となったら心から祝福してあげよう!と。
というか、姉と俺で再婚するように後押ししているぐらいだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
160 / 612