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「たくぅうううー!!!」
「ぅおッ抱きつくな!」
バスは、勝手に組まされたグループで一塊で座る
バスに乗り込もうとした瞬間、真緒がすっげぇ顔を真っ赤にしながら走ってきた
んですごい勢いで抱きついてきた
「オレの日頃の行いに感謝しろよお前等」
「ぜってぇお前のお陰じゃねぇ」
「けんちゃんのお陰なわけ」
「てめぇら・・・!」
「くく・・・っ」
「ん?なんで笑ってんの紺野」
「いや、俺と居る時には見ない卯月だなって思って」
「は、はぁ!?んな変わんねぇだろ」
こんな何気ない言葉にドキドキして
俺これから3日間大丈夫か・・・!?
心臓持つかな
「んじゃま、さっさとバスん中入りますか」
「けんちゃん席とかどうするの~?」
「あー・・・紺野くんは三宅くんと一緒に座る?それともコイツ?」
健吾が俺を指さす
紺野は少し考えて
「眠ってても起こさない方と座る」
そう答えた
「じゃあ、たくはボクと座ろっ!」
「健吾は1人?あ、ぼっち席?」
「いつも真緒と居てそろそろ右耳聞こえなくなりそうだから、1人で静かにしてる、それか1人で座ってる女の子んトコ行く」
「右耳潰れろ」
「ボクが五月蠅いって言いたいの!?」
いや、十分うるせぇから
とか思いながらバスに乗り込む
前から、健吾1人、俺と真緒、紺野と三宅?ってヤツが座った
「ごめんね、少し遅れた」
三宅はそう言ってバスに一番最後に乗り込んできた
いかにも優しそうな、王子かって思うほどの見た目だった
爽やかイケメンってのはこーゆーのをいうんだなって思った
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