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さかうら 2 ※死ネタ注意
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坂田の声がした。
我に返り坂田の方をみると、驚いた様子でこっちをみていて、俺の持っている手紙をみると全てを察したように、
坂「うらさん、泣かないで。
僕が居なくなってもまーしぃやセンラがいるでしょ?
それだけじゃない、Luzやまふまふ、そらるも居るんだから。」
医者から話が出来る状態かわからないと言われていた為呆気にとられたが、坂田の言っている意味が分からない。
う「…坂田…?何…言ってる……の…?」
坂「うらさんは、大丈夫。一人じゃないよって。」
ハッとなった。
昔、歌い手になってすぐの頃に、よくアンチに絡まれる事があって坂田に
『俺はずっと一人なのかな。』
と言った事がある。
すると坂田は、
坂「うらさんは一人じゃないよ。僕がいるから!」
と言ってくれた事があったのだ。
俺はその時から坂田が好きになった。
だけど、坂田は覚えてないだろうなと思っていたのだけれど……。
う「…あ、あのな、坂t… 坂「うらさんはさぁ、男が男を好きになるのって気持ち悪い~とか、変だ~とかって思う?」
う「……え?」
坂田が俺の心を読むかのように続ける。
坂「何で今、そんなことを話すのかって思ったでしょ。」
う「……うん。」
坂「…言ったら言ったでうらさんを苦しめてしまうだけだから言わないでおこうと思ったんだけど、うらさん、僕は一緒に居る時間が増えるにつれて、うらさんのことが好きになっていきました!
手紙にも一緒にいられる時間は少ないって書いてたと思うけど、その時間のほとんどをうらさんと過ごしたいです!」
えっ………
ポロポロッ
坂「…うらさ…ん……?」
う「俺も……俺も、言おうとしてた!って言うか言いかけてた!」
坂「えぇ‼」
う「ちょ、坂田、声でかい。…個室だったからよかったものを………。」
坂「えーと、じゃあ、返事はOKってことでいいの?」
う「もちろん‼」
坂「うらさん、声でかい。」
う「……そういえば気になってたんだけどさ、医者から普通に話せるか分からないって言われてたんだけど……」
坂「…あー、それ?
何か、小さい頃によく倒れて話せなくなってーっていうのが何回もあったから慣れたっぽいんだよね。」
う「それって慣れるもんなの?w」
坂「さぁ?w」
ガララ
志「オッ、サカタ!メヲサマシタンカ‼」
セ「志麻くんもっと自然に!((コソッ」
う「……お前らもしかして最初のほうから聞いてた?」
志セ「「ギクリ」」
う「……何このデジャヴ感…。」
坂「…ま、無事におきることができたから手紙の必要性ないね。
回収しよ………
ん?んんん?!」
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