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帰り
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SHRが終わり、人がちらほら帰ったあと。
俺は片付けて遥希の席に行く。
皐月『ほんっっとに、好きじゃないからな?!』
誤解を渡航と必死な俺に、あっさり返す。
遥希『知ってるよ、からかっただけ。』
皐月『はぁ?!!!…はぁ。』
あっさり過ぎて起こる気力さえもなくなる。
遥希『ばーか、帰ろ笑』
ケタケタと笑う遥希。
ムカつく…
2人で学校を出た。
遥希の家は俺の家を通って少し言ったところにあるのでいつも俺が先に家に帰る。
遥希『じゃあなー、部屋まで気をつけて帰れよ?』
皐月『女じゃあるまいし…』
遥希『女よりタチ悪いからな?!』
これはいつも言われること。
なにが?とは思うけどね、聞きなれた。
皐月『あーはいはい、遥希も気をつけてね?』
遥希『おう!じゃあーなー。』
元気よさそうに帰っていく遥希を見送ると、
とても寂しくなる。
また一人にならなくてはいけない。
嫌だなぁと思いながらもマンションに入った。
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