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ググって来た。
成程、あれは確かに妖しい色気がある。
あれくらいならやられても平気そうな気がする…、でもそれでドSの気持ちがわかるのか?
お願いだから何処かの出版社、Sの気持ちを発行して…。
ハル : 緊縛調べてみました、凄いですね。なんだが難しそう。
はる : そんな事ないよ、一度覚えてしまえばね。
ハル : 何処かに縛り方とか載ってるんですか?
はる : 俺は緊縛師に弟子入りしたよ。2年くらいかけたかな?
ハル : めちゃくちゃ難しいじゃないですか。
はる : 習う過程で自分も縛られたりとかあったからね、そうだ!
何だろう良くわからない冷たいものが背中を駆け上がって言った気がする。
嫌な予感だ。
はる : ドSの気持ち学ぶんだろ?緊縛教えてあげるよ。軽くだけどね?
これについてLimeで話してしまえば、あの3人が断れと言うことも無く寧ろ話を受けた前提で話が盛り上がり、この件は確定事情となった。
今週末の11時に池袋の東口で待ち合わせだ。
決まった事実にはどうこう言わないけど、会うとなるとやはり見た目だ。
はるさんが強面だったらどうしよう…、逆にめちゃくちゃ優しそうでもそれはそれで怖い…。
話し方からして見た目も掴めないし。
ハル『今週末どうしたらいいですか、緊縛教わるんですけど…。』
三毛猫『どうしたらいいって、何が〜??( ´•ω•` )』
HENTAI『持ち物とかちゃうん?』
三毛猫『にゃるほどね!』
ハル『動きやすい服とかの方がいいですかね。』
HENTAI『wwせやな、Tシャツにジーパンで普段の持ち物でええと思うよ?』
三毛猫『同意~♪』
ハル『ありがとうございます。ネットで知り合った人と会うの初めてで…。』
HENTAI『ネッ友バージン』
三毛猫『ネッ友処女喪失だね♡』
ハル『変な言い方辞めてくださいよ…。』
この後さすらいのM男さんも加わり、また俺のこれからの勝手な予想トークで盛り上がり始めた3人は俺を置いていき、置いていかれた俺は上に出る通知を眺めつつ、UGを見ていた。
「私みたいなドMな変態を虐めて調教してくれる御主人様募集してます。」
「関東地方でまだ恥じらいの残るM女、M男を調教しています。
ペットにされたい方はメッセージ下さい。」
掲示板に書き込まれるアンダーグラウンドな内容、なんだか見ちゃいけないものの気がして掲示板をそっ閉じ。
そのままブログコーナーへと飛ぶ。
勿論漁るのは人気の御主人様ブログだ。
載っけられるあられもない姿の女性の写真。目隠しされていたり口元から下しか写って居なかったりなど様々だが、どの写真も被写体は恍惚とした表情で写っている。
身体がブルりと震えじんわりと熱くなる。
念の為、確認するが勃つ気配はない。
「やっぱ俺、Sじゃないんだよな~。」
確かにちょっと興奮するものはあるかもしれないけど…。
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