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入学式 2
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【お主らわしに対して暴言を吐きすぎではないか】
『気のせいです』
「そうそう、気のせいだよ」
【わしにはお主らがわしをからかって遊んでいるようにしか思えんがな…】
『分かってるなら聞かないでください』
【ティアナよ……元主に対してその口振りは何とかならんのか!!】
『元主ですから今は灼が主人です!』
「そだよ!ヒタキはティアナに何を求めてるのかわからないけど勝手な想像は止めろよ!」
『え……変態鳥…』
【何じゃその目は!!変な目で見るのは止めるのじゃ】
「ティアナは刀だからどんな目してるのか分からないよ。もしかして変な想像でもしたの?w」
【言葉とトーンで分かるわ!想像なんてする訳なかろう!わしは女より男が好きじゃ!】
気のせいかな…変なことを聞いたような
女より男が好き!?
「へ、変態!ティアナ!ヒタキは人類の敵だよ!」
『変態鳥は抹消……灼、私を抜いて下さい。斬ります』
【言葉の綾じゃ!】
僕はヒタキから逃げる。
もちろん誰かに見られても他の人には僕がただ走ってるいる様にしか見えてないのでなんとも思わない。
『灼、あんな奴と契約したのが運の尽きですね』
「最悪……」
【これこれ!逃げても無駄じゃぞ!灼はわしとも契約しているのじゃぞ!逃げれるわけなかろう】
「分かってますーヒタキはお馬鹿だもんね」
『お馬鹿、バカ、おたんこなすw』
【ティアナ……お主は1度、説教じゃ】
『(`-ω-´)フンヌッ‼』
聞く耳を全く持たないティアナ。
呆れている僕はベンチに腰をかける。
ふと、木の当たりで本を読んでいる猫と目が合う。
めんどくさい…
これが猫とあった時の猫の第一印象であった。
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