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赤づきん♥番外編 Ⅰ
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※ピーンポーンパーンポーン(アナウンス)
このごら本編行き詰まりなうな作者は番外編を書くことにしました!!今回は赤づきんですが、赤づきんのばあさんが狼に食われるくらいの知識しか無いので、原作様と違うとか何とかとか気にしないで読んで欲しいです。
それでは!はじまりはじまり!!
─────────────────────
ㅤむかぁ~しむかし、ある所に赤いづきんを被った可愛い孫息子がおりました。息子の両親は大人の事情でおらず、唯一可愛がってくれたのは、父方の祖母でした。(※おばあちゃんボイスでお届け)
「ごほごほごほっ」
「姫路ばあちゃん大丈夫?」
「だっだいじょ…ぶだよ…なぁ~に、尊すぎて少しむせただけだよ」
「何言ってるかよく分からないんだけど」
姫路「悠人よ、はよう今日の新刊を買ってきておくれ」
悠人「……わかったよ」
ㅤこうして悠人は姫路に頼まれたお使いをすべくこの森から街までおりた。姫路は新刊だけの使いをさせているが、悠人は生活のために森で取れたリンゴを今日も売っている。
悠人「りんごはいかが?」
赤いづきんを被った悠人はりんごを売っていく。
果物は甘く砂糖の値が高いこの街では人気が高い。
「よぉ、お嬢ちゃん。りんごなんて売ってないで俺たちといいことして遊ばないか?」
悠人「…………は?」
(俺は男なんですけど?)
反論したい気持ちはあるが、ひ弱な悠人はこの男達には勝てないだろう。今は無視することが最善の策だろうと、悠人はりんごを売り続けた。
「おいっ!!無視してんじゃねーよ!!」
男達のうちリーダーであろう大男の怒号が響く。人通りはいいが、この街の住民は男達のことを恐れて悠人の事を助けてはくれない。何も無かった見なかったと素通りしていく。
悠人「きゃっ!!」
ゴロゴロと落ちたリンゴ。痛む腕の原因は大男が悠人の腕を強引に引っ張るからだ。
男達は下心ある瞳を悠人に向け、甘い蜜を今にも食べたいと唇を舐める。
悠人「やめてっ!!僕、男です!!女じゃないです!!」
「あ?んなわけねーだろ!!」
男達は悠人が男だと信じず、悠人を連れ去ろうとする。
悠人「だれかっ!!だれか!!助けてください!!!!」
必死に叫んでも誰も助ける様子はない。絶望の色に染まり、諦めかけたその時、悠人を拘束していた1人の男が呻き声を上げて倒れた。
───────→
登場人物
・赤づきん♥愛葉 悠人(あいば はると)
主人公 金髪
・おばあちゃん♥愛葉 姫路(あいば ひめじ)
腐女子
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