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secret 赤松×東條
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「正気かテメエ」
「大真面目大真面目ー」
「お前にそういう気があったとはな」
「東條さんだけだから安心してー?」
食えない笑顔で言われても説得力がない。東條は赤松の意図が読めず混乱したがやがてプライドを捨てた
「仕方ねえな。ちょっとしゃがめ」
「えー東條さんが頑張ってよー」
「………」
もうやけくそだった。これもウタのためだ。ウタのためウタのため。呪文のような言い訳で怒りを押さえ込む。
無理やり言い聞かせながら少し高い位置にある唇に口付けた。
無駄にいいにおいなのが腹が立つ。これは永遠の黒歴史に刻まれるに違いなかった。
「もういいだろ」
苦い思いを吐き出し、その場を去ろうとした東條の肩が掴まれた。
「なんだまだ用が」
言い終わる前に再び唇が重ねられる。
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