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〜流鬼side〜
雷牙の家を出てから俺はあるところに向かった。
「流鬼遅いよ〜♡」
ここは、ハプニングバー。
ここには今まで関係をもったセフレを呼んだ。
別にヤりに来たのではない。
まだ1人来てないみたいだけどいっか。
「悪いけど、もうお前らとは会わない。」
「「「・・・・えっ?」」」
自分勝手だってわかっている。
でももう決めなんだ、
「う、嘘でしょ流鬼??」
「やだよ!
僕流鬼ともっといたい!!」
信じられないと言った顔で俺を見るセフレ達。
「悪いとは思っているけど、もう恋人を悲しませなくない。
今切らないと、俺たちは壊れると思う。
恋人にはとうとう愛想を突かれてさっき出て行ったんだ。
でも、俺が本気になれるのはあいつだけなんだ。
自分勝手なのは十分わかってる。
俺を殴るなりなんなりしてもいいから、俺のアドレスを消してくれ・・・。」
最後は本当に弱々しい声だったと思う。
「・・・わかったわ。
今までありがとうね流鬼。」
女が俺に携帯を渡して俺のアドレスを見せて来た。
【流鬼のアドレスを消しました】
「・・・ありがとう。」
1人また1人と俺の携帯と自分の携帯のアドレスを消していく、
最後の1人はだいぶ渋っていたけどなんとか消してくれた。
後ここにいないのは栗だけだ。
栗は後から知ったのだから俺たちと同じ大学に通っていた。
早くセフレをやめたかったが、あんなことあった後じゃ会いたくないかと思いやめた。
俺は、栗のアドレスも消してセフレを全員消した。
残ったのは家族と雷牙の連絡先だけ。
雷牙、明日はちゃんとくるかな?
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