アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2-7
-
「咲夜君、夕食です。」
ここの病院の夕食は6時だ。
前まで、5時に運ばれていたのだが、頼み込んでこの時間にしてもらった。
というのも、早すぎるからという理由以外ないのだが・・・。
とりあえず、早く食べて本でも読もう。
そう思って、無言で食べた。
「・・・疲れた。」
本を読もうと、テーブルに手を伸ばす。
「ッ、あぁ。面倒くさい。」
手に取ろうと思って手を伸ばしたら、滑って本が落ちてしまった。
どうしよう。
これほどの事でナースコールを呼ぶのも気が引ける。
そう思っていたら、いつの間にか落ちていたはずの本が目の前にある。
「え、あ、ありがとうございます。えっ?」
驚くのも無理はない。
「・・・咲夜。久しぶり。」
そこには、悠の姿があった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
15 / 24