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レシピは公開される。町のあちこちにお知らせ掲示板があれば簡単に広まると提案したら、検討すると言われ頭を撫でられた。
休憩の邪魔をしないようにリズと一緒に部屋を出た。
ルーにぃとクーにぃは僕についていた時間で、遅れさせてしまっていた勉強や剣や武術の訓練、領主の補佐の仕事とか色々と忙しい。
一人でいても遊具もオモチャもたくさんある。リズが側でニコニコしながら見守ってくれている。
「お外に行きますか? お部屋に戻りますか?」
トランポリンが欲しいとねだると作ってくれた。体力をつけたい。
「トランポリンするの!」
今日は頑張って一回転すると意気込む。結果はぽよんぽよん跳ねるだけに終わった。
「フィーリィー様は頑張りました!」
オロオロしながらも励ましてくれるリズに慰められたけど耳と尻尾は垂れたままだった。
「にぃ達いつ帰って来るかな?」
「アレク様は夕刻帰宅予定と伺っています」
いつもより早い予定に耳と尻尾がご機嫌に揺れる。
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