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先生は王道??
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「はい、ここです。私は生徒会の仕事があるのと、ここからは担任の先生の引率だと思うので、これで失礼します。」
「また会ったら!」
「また会ったら。」
静さんはそのまま手を振って帰っていった。
生徒会室かな?
そして目の前の扉を開けた。
「失礼します?転校してきた市原咲夜です!」
「あー、こっちこっち。」
奥の方で手招きしてる人がいる。
あの人が担任の先生かな?
なんかチャラチャラしてる。
「1-S担任の波田ルイ(なみたるい)。とりあえずよろしくな。」
「市原咲夜です。よろしくお願いします!」
「お前は、この学園の制服を短パンにすべきだと思うんだが、どう思う?」
「え??なんで??」
すごい食い気味で聞いてくる。
なんでだろ。
ていうか顔がすごい近いよ!
「えっと、あーあ!足が冷えて大変だからこのままがいいと思います?」
「おお!それは、確かにそうだな。でもあの曲線美は素晴らしい!ずっと見ていられる。」
「ん??」
なんの話だろう。
変な人。
「お前は手も綺麗だし、足も綺麗だろうなー。」
「は、はぁ。」
な、なんか怖い!!!
「先生クラス行きたいです!!」
「あぁ、ごめんごめん。行くか。」
担任の先生は変な人だけどいい人だと思う。
多分。
廊下を歩いているとうずうずして、先生の手を握った。
知らない環境だからか、癖で握る。
「どうかしたか?」
「先生の手は冷たい。けど心があったかいって聞いたことあります。」
僕は手を繋ぐのが癖。
中学の時クラスの子とかは繋ぐとどっかに走っていっちゃったけど、静さんはそんなことなかったな。
あとあったかい手だった。
「そ、そうだな。ありがとう。」
「へへへー。」
「着いた。とりあえず俺が先に入るから呼んだら入ってきてくれ。」
「はい!!!」
このままとりあえず待つことにした。
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