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Act.8 : 壊れゆく その1
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Act.8 : 壊れゆく
キーン コーン カーン コーン
〜下校時間〜
「なぁ、六弥」
「何?総」
「もしかしたら気のせいかもしれないんだけど、
昨日、部活の時に俺と勇晋のところに来てたりした?」
ビクッ!
「!…いや、来てないけど。
俺昨日部活だったし、終わった後もさっさと
帰ったから気のせいだよ。」
バレないようにこっそりそ〜っと見たはず
なのに、総と勇晋は、それに気づいてた。
なんで。
あまりの動揺で変な汗が出てきた。
「気のせい、か」
「うんそうだよ、気のせい。
あ、それか俺のドッペルゲンガーでも見たんじゃない?」
どうか、バレないで…!
「ドッペルゲンガーだって!?
……ところで勇晋、ドッペルゲンガーって何だ?」
ズコッ!!
「何でやねん!!お前変な所でボケを
かますんじゃねーよボケ!!」
ボカッ!
「いでっ!?」
……ナイスツッコミ勇晋。
ただしグーパンはだめだよ;
お陰様で総が不意の一撃で思わず撃沈しちゃってるよ。
まさかの総の反応に思わずズコッ!!なったよ;
流石総と言うかなんというか。
なんかシリアスが吹っ飛んじゃったよ。
アハハ…。
「六弥、本当に来てないんだな?」
「へあっ!?え、あ、うん。来てない。」
突然の勇晋の掛け声にビックリして変な声出た。
けど、勇晋の真剣な表情を見て動揺したけど
ちゃんと答えた。
「そうか、いきなりこんな質問悪かったな。」
「い、いやそんな気にしないで!」
そしたら勇晋は納得してくれたと思ったら
謝ってきたから慌ててそう言い返した。
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