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たったひとつの。
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うらたsaid
目を覚ましてるのに真っ暗だった。
一瞬、夢か、と思ったけれど頭痛がそうでは無いことを物語る。
う「っ!」
頭が痛くて動けない。
先生「起きられましたか?」
う「はい。」
先生「さっきまでのこと、覚えておられますか?」
う「事故、に遭いました。」
先生「はい。それで、言い難いのですが・・・」
う「はい。」
先生「高橋さん、失明してしまいました。もう何も、見ることができません。」
う「・・・。はい。」
先生「誰か連絡を取りたい方はいますか?」
う「友達に・・・。俺のメンバーです。」
先生「そうですか。携帯はどうやらヒビで済んだようですので、後でお掛けしますね。」
う「はい。」
思ってたより冷静だ。
何も見えないのに。
〜♪
遠くで俺の携帯が鳴った。
看護師「もしもし!」
出たい。
看護師「お友達、?あ、メンバー?の方ですか?高橋さんが連絡を取りたいと言っておられましたよ。、はい。、、高橋さんの様態は、・・・。大変申し上げにくいのですが、失明、されました。」
俺ダサいな。
ほんとに嫌になる。
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