アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
CAGE5:日常に潜む影8
-
言葉と同時に前も中も刺激を受け、どうしようもない快感に僕は我慢出来ず精を吐き出した。
「うぁ……ハァッ……ハァ…」
「蕩けた顔してる。」
「うっ……」
お腹に精液が広がる様を全て見られていると思うと羞恥に顔が熱くなる。
「もっ……やっ……いつも、僕ばかり……」
何だか情けなくなってきて目頭も熱くなる。
「……アンタばかりじゃない。」
倉橋さんは少し自嘲気味に笑うと僕の手を取り、そのまま自身のモノへと宛がう。
それはジーンズの上からでも分かるほど張り詰め、熱を帯びていた。
「な?アンタの気持ち良さそうな顔を見て、声を聴いて、こんなになってる。アンタが俺をこうさせてるんだ。」
「僕が……そうさせてる……?」
「……ああ、だから安心して素直に感じてろ。」
カチャカチャと金属音がして、倉橋さんがベルトを外したのだと悟る。
すぐに後孔へと熱い昂りが宛がわれた。
「あ………」
「大丈夫だ、無理はしない。」
言葉と共に頭を撫でられて身体の力が抜けていく。
「そのまま、力抜いてろよ…」
「んーーーっ………あ……」
グッと押し入ってきた欲望は、すごい圧迫感でその存在を教え込んでくる。
「待っ……苦し………ぃ……」
「……少しっ、堪えてくれ……」
微かに息を詰めたような倉橋さんの声に瞑っていた目を開ければ、いつもと違う余裕のない表情(カオ)が見えた。
あの倉橋さんが僕でこんなになってる………。
そう考えるだけで胸が締め付けられるような感覚に襲われた。
「ーーっ、力抜けって言っただろう……締め付けるな…」
「だっ、て……身体が……っ……勝手に…んっ」
自分の身体のはずなのに、まるで制御が効かない。
倉橋さんも眉間に皺が寄ってる……。
苦しいの、かな……?
確かめたくて必死に手を伸ばす。
「……ん?」
「倉橋さ、んも……っ苦しい………っ?」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
199 / 269