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気になるわね 美緒side
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んーどうしてもあの子が気になるわ。
兄さんを見て私と一緒にいるのを見ると悲しそうな顔をして店から出て行ったもの・・・
んーどうしたんだろ?
美緒が祐也と出かけたある日のこと・・・
あら?
あの子・・・
「ねえ」
ほんと無意識だった。
いつもなら兄さんを見ている男なんて気にしたことが無かった。
それでもあの子だけはほっとけない雰囲気だった。
「はい?あっ・・・」
ふーん私の事を覚えてるみたいね
「ねぇ、あなたこの前私達のこと見ていたわよね?」
「えっと・・・先輩と一緒にいた方ですよね?」
「先輩?あぁ〜なるほどね」
「???」
あーなんか兄さんが気にするのもわかるわ。
多分この子が“永遠君”なんでしょうね。
「ねえあなた“永遠君”でしょ?」
「そうですけど・・・どうして僕の名前を?」
「彼から聞いてるもの」
「先輩からですか?」
傷付いた顔をしてる・・・
私サディストじゃないはずなのにこの子なんか虐めたい感じがする・・・
でもだめよ。兄さんのお気に入りの子なんだから
「彼、柳田 祐也はね、私の兄なの」
「え!?先輩の妹さん?」
「そう。私は柳田 美緒よろしくね」
「僕は七瀬・・・」
「永遠君でしょ?兄さんから人の名前が出てくるなんて珍しいと思っていたらあなたの事だったなんてね」
「そうなんですね・・・」
「兄さんの事よろしくね」
「え?」
永遠君わからないって顔してるけど私そろそろ帰らないと。
永遠君と連絡先だけ交換して別れた。
ふふっこれからどうなるかしら?
永遠君と2人で出かけて兄さんに見せびらかしましょうか?
そうしたら兄さんも自分の気持ちに気が付くかな?
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