アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
夕暮れソングライター 03
-
エロ本を見つけたのと同時に先輩達に対して大きくため息をついた。
「うーわー……堂々と置き去りにしていくかね普通」
しかも、結構激しい系。
見つかったら困るんじゃないのかい。
なんて思いつつ俺も健全な男子高校生な訳で椅子に座りぱらぱらとつまみ指でめくり見る。
わお。
いやはや、これは内容がとても濃いヤツだ。
次から次へとページを開くと現れる淫らな内容に、段々と熱が籠もる。
あはーん。うふーん。えろーい。はーと。
「………っ!
いやいやいや、ここ学校だし!」
はっとしてその本を両手で遠ざけて一時停止して
「うー…」
唸る。
「先輩達の、あほー…」
こんな場所で自分に籠もった熱をどうしてくれるのだ、と。
そんなこと言えるはず無いのだが。
中心部は紛れもなく熱くなってしまっている。
教室には一人。
机に片腕で突っ伏しながら、もう片方の手で自分自身の中心にそっと触れた。
深く息を吐いて、ズボンの上からやんわりと揉み上げた。
するとそれを待っていたかのように身体は素直に反応しもっと、もっと触れたくなる。
最初やわやわと触れていただけの手は次第にベルトを緩めて下着の中へ伸びていく。
「んっ……っ…」
こんな所で、だめだろ!
そんなことを思いながらもとめられない。
首をもたげ始めた自分自身を扱く手は小刻みに激しくなるばかりだった。
そんな時だった。
「心ちゃーん。何やってんのー?」
笑みを含んだ声で後ろから抱き付かれ、自愛を続ける手首をがしり握られた。
は?
「うわぁあッ…んん…ンーッッッ?!?!!!」
「大声出したらだーめよ」
悲鳴を上げる口を掌で塞がれた。
慌てて首を捻り後ろを向けばそこにはなんとも綺麗な顔。
さっき、帰っていった先輩達の中の一人、
ヴォーカルを主にやってる利人先輩だった。
な、な、な、なんで帰った筈の先輩がここにッ!
「思惑通り、はまってくれたんだねー」
え、何?!
というか、見られたッ
どうしよう。どうしよう!どーしよーッッッ!!!
「抜くの、手伝ってあげる」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 7