アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2ー30
-
「あの、俺の恋人は誰なんですか?」
「如月真白くんだよ。」
「如月真白…………」
全然ピンとこない。
俺、本当に忘れてるんだな。
「何か、思い出せる事はありそうかい?」
「ないです。
それから、その子って男なんですか?」
「そうだよ、男だね。」
男……
俺、男が好きになったのか。
どんな顔なんだ、気になる。
「その、真白って子と俺会うことできますか?
もしかしたら、何か思い出すかも知れませんし。」
「会うのは構わないよ。
山本さん、明日呼んでもらっても構わないかい?」
「はい。
分かりました。
明日、連れてきますね。」
「頼んだよ。
じゃあ、私と山本さんは部屋をでるからゆっくり頭の中を整理しておくといいよ。
何かあったら、そこのナースコールで呼んでね。」
医者は、俺に言うと咲と一緒に部屋を出ていった。
俺は、1度頭を落ち着けようと目を瞑ると睡魔がやって来てそのまま眠りに落ちた。
そして、凄く懐かしい夢を見た。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次のページから時雨の高校生の時の過去を書きます。
時雨の年齢は16歳です。
※注意事項です。
ここから、少しだけ。
男同士の恋愛じゃない場面が出てきます。
不愉快に思われる方もいるかと思いますが、ご了承ください。
作者より。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
150 / 268