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⑧ (R18)
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荒い息が静かな室内で響く。冷気が立ち込める室内でも、身体は熱く熟れていた。
「高遠せんせ……ホンマに、いいんですか?」
「抜き合うだけやし……。入れんのは無しやからな」
高遠は檜山のズボンのチャックを開けると、そのままパンツから檜山のすっかり勃起した陰茎を出した。
「何これ……」
「いや、高遠先生がしてくれるって思ったら……なりました」
「……そう」
高遠は頭を下げて、檜山の"それ"を口に含んだ。
「わっ! え、抜き合うって……!」
「い、嫌なん……?」
高遠は涎を垂らしながら、上気した顔をして訊いた。目はすっかり潤んでいて、檜山の陰茎を頬に擦り付けている。
その光景に、檜山は興奮し、どくりと脈打ち陰茎が震える。
「嫌じゃ……ないです。続き、下さい」
そう言って微笑した顔はたまらなく魅力的であった。余裕なんてない、我慢した顔。
「下手でも、怒らんといてな……」
「先生がしてくれるだけでイけますよ……余裕で」
そう言って檜山は高遠の頭を押さえた。ぐいぐいと自身の陰茎に高遠の顔を押し付ける。
「早く、下さいよ……無理矢理は嫌いなんです」
はぁはぁ、と息を荒くして肌は汗ばんでいた。
高遠は檜山の陰茎を舐め始めた。
下から上に舌を滑らせていく。カリを唇で刺激したり、先端を吸ったりする。
今までではあり得なかった。男にフェラすることなんてこの間までは考えたこともなかった。
なんだろう、檜山になら出来る。
――檜山になら、なんでも許せてしまう。
「う、はぁ……ッ、イイ……高遠先生、イキそう」
イキそう……? ――
それならと、高遠は最後の"追い討ち"として、かぷりと陰茎を喉に届くぐらいまで咥えこみ、頭を上下に動かした。
「ん、ぐっ、あ、イッ――」
ビクビク、と脈打ったそれは高遠の口内に嘔吐した。
苦く熱くそこそこ量のあるその液体は、喉を塞ぎ酸素を塞き止める。
苦しくて飲み込むと、あまりの後味の悪さにむせてしまい咳き込む。吐き出したその液体はやはり白濁していた。
「はぁ……高遠先生、めっちゃなんか、上手かった……」
「……だ、誰のために、頑張ったと思ってんねん」
本当は絶対嫌だ。他の男なんてごめんだ、絶対やらない。
檜山だから。檜山だから出来たんだ。
だから。
「檜山先生……僕のこれ、もう、触って」
僕の欲望も満たして――
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