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大きな手 フジヒラ kiyohira ③
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君の大きな手に塞がれた真っ暗な視界
光なんてあるはずないのに…
一筋の
光が
見えた
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hirasaido
バシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッ
ヒ「うぐぅ…ひっ、…あぁ、い、だい…」
フ「なんでキヨばっか!!このビッチが!」
違う
そんなんじゃない
キヨとは動画の打ち合わせをしていただけ
でもフジにはそんなこと許されなかった
大きな手に殴られる…イタイイタイイタイ
もういっそう………死にたい…
フ「やめた」
ヒ「え?」
フジが殴りをやめたと思うとサバイバルナイフを持ってこっちに来た
え?なんでそんなもの持ってるの?どうして?
こっちにこないで………
フ「俺が一生愛せるヒラにするよ…」
ヒ「え…」
フジがサバイバルナイフを振りかざしてきた
ヒ「ひっ、…」
反射的に体が動いた。逃げなきゃ殺される
あれ?
死にたいはずなのに…死にたくない
フ「待てっ!」
フジの家を飛び出して無我夢中で走る。捕まらないように
このまま逃げてしまおうフジの目が届かない所へ
ヒ「ハァハァ…ハァうわっ!?ドシャ!」
躓いて転んでしまった。早く逃げなきゃ捕まる
そう思って動こうとした時
キ「ヒラ!!!!」 ヒ「え?…」
なんで? 聞き覚えのある声
キ「ヒラァ!ヒラ俺だ!分かるか?キヨだよ!」
ヒ「キ…、ヨ…?」
なぜキヨが?もしかして………
キ「お前を助けに来たんだ!!ギュッ」
強く抱き締められる。暖かい。涙が出る…
ヒ「キヨォ…キヨォ…怖かったぁ…ヒックヒック…」
キ「大丈夫大丈夫もう大丈夫だよ…」
優しく撫でられる…そんなことすると余計泣いてしまう。
キ「逃げよう。二人で遠くに」
ヒ「うん…」
キヨに抱っこされながら行く
疲れていたのかそのまま眠りに落ちた
君の大きな手に囚われていた俺は光に救われた
「絶対俺が一生守る」
「許さない」
Tobecontinue…
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