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朝
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「んーっ」
よく寝た。こんなに気持ちよく寝れたのはいつぶりだろう。
朝日は目をつぶったまま今日の仕事は何だったか思い出そうとする。
今日はー昼からドラマの撮影でー早めに上がらせてもらってORIONの収録だったかなー
「んーっ、ん?」
体を思いっきり伸ばそうとしたら何かにぶつかる。
…何だこれ?壁にしては柔らかいような…?
目を開けるのが億劫でそのまま柔らかい物をつまんだり引っ張ったりしてみる。
うーん、何だろう?
「ぷっ」
ん?なんか笑い声が聞こえる。
目をそっと開けてみると、
すぐ目の前で森田拓海がこっちを見てニヤニヤしている。
「へ?」
「おはよう。」
……あ!そうか、昨日はあのまま寝ちゃったのか…
はっきり言って今までいった中で一番気持ち良かった。乳首を弄られた瞬間いってしまったのは癪だが…すごく不本意だが…こいつとは相性がいいのかもしれない。
「あーえっと、おはよう?」
「やっと起きた?さっきから目つぶったまま俺のこと摘んだりするわ、眉間にしわ寄せて考え込んだりするわで見てて飽きないね。」
「なんで見てんだよ。起きてるなら起こしてよね。」
「いやー可愛かったから。」
「なっ!」
「赤くなっちゃって…ほんと、かわいい。」
チュッ
「わっ」
おでこにキスされた。
…こういう甘い雰囲気みたいのは苦手だ。
赤くなってる朝日を見て、俺のこと少しは気にしてくれてるかな?なんて森田が嬉しそうにしていたのに朝日は気づかない。
その後、お腹がすいた2人は仕事まで時間があったので、一緒に朝ごはんを作って食べた。
森田くんがあんなに料理音痴だとは思わなかった…。塩と砂糖は間違えそうになるし、包丁の使い方は見てられないほどで途中からほぼ俺がやった。
料理はしないのか聞いたらいつもコンビニ弁当だと言っていた。
身体が資本な仕事なんだからそんなことじゃダメだろうと言ったら、じゃあ朝日さんが作りにきてとか言われたのでシカトしといた。
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