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ばっくばくだ?
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その通り、腕を掴んできたのは笹本くんだった。
「あ、杉田、俺も一緒に食っていいか?」
「…っへ?」
さっきまでの調子はどこにいったのか、屋上での一件を知らない瀬野は、昨日まで全く接点のなかった筈の笹本くんに声を掛けられ、案の定驚いたらしく突拍子もない声をあげた
「っぷ、あはは、瀬野ちゃん驚きすぎでしょー!いいよぉー、一緒に食べよぉ」
「ちょ、す、杉田笑うな、うるさい!笹本も、杉田放っておいて、早く行こうぜ」
瀬野ちゃんは、予想外の事態にいつも以上にどもっていたけど、気にならなかった
…だって実際俺も、いきなり話しかけられて、いきなり一緒に昼食をするなんて、かなりビックリしてるから
心臓、バックバクだ。
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