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体を洗い、湯船に入る。最初は怖かったが、少しでもビクッとするたび、大丈夫と声をかけてくれた。
藤宮さんの隣に座る。
「どうだ、少しは慣れたか?」
「はい」
そろそろ上がるかと言われて頷く。
「とりあえず、服どうするかな。あ、このパーカーなら着れるんじゃないか」
そう言って渡されたのを着てみる。
「あー、ぶかぶかだな。それが一番小さいからな。すまないけど。このままで」
「大丈夫」
「あー下は、このスエットでいいか」
裾を折って、紐をきつく締めてもらう。
「そうすると少しはマシになるな。これから服とか買いに行きたいんだが、行けそうか?」
「うん。たぶん大丈夫」
「そうか。なら早速支度するか」
藤宮さんも着替えたりして忙しそうだ。
「よし、行くか」
「はい」
靴は履いてきたのをそのまま履くことにした。
エレベーターで下まで行き、駐車場に入る。
「ショッピングモールに行くから、車で行くぞ」
コクンと頷き助手席に乗り、出発する。
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