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奇病短編〖傷〗>>7
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<フジ視点>
hr「じゃあ早速探し始めよう!」
ksk「そうだな。フジ、なんか見つかり次第報告するわ。俺はヒラと2人で探してみる。」
fj「あぁ、分かった。俺も見つかり次第連絡するよ。」
そういって2人は最俺ハウスから出た。俺はもう、何をするのかは決めていた。
fj「まずは謝罪の手紙と治療法を書くとするか。」
手紙は3人それぞれに書いた。ヒラ、こーすけ、そしてキヨ。
ヒラとこーすけ宛には"いつもありがとう"とか、"ごめん"とか、しょーもない言葉ばっかりが並んでいた。
fj「うわっ、最期に遺す手紙がこんなんとか…w」
それでも、ヒラとこーすけのことが大切であることに変わりはない。
キヨ宛に書いた手紙はなんというか、こう…
非常に恥ずかしい言葉しか並んでいなかった。
fj「"お前のことが好きだった"…とか、何書いちゃってんのかね」
そして、治療法。
fj「まぁ、図書館にこそっと忍ばせといたやつ見つけてくるかもしんないからいらないかもなんだけど」
今思い返せば、色々なことがあったなって思う。
ゲームしてる時も楽しかったし、実況とってない時でもキヨやヒラ、こーすけと一緒に居れることが嬉しかった。幸せだった。
fj「……未練タラタラじゃねーかよ、俺。」
これで、準備は整った。
あとは、これだけ。
ヒラとこーすけには悪いもの見せちゃうことになるけど、最後のわがまま。
この場所で、死なせて。
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