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これは…好きなのか?
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「えっ!?今回の件で退学免れたの!?」
声を張り上げて驚いてる
まあ、無理もない
「単位とるためにプリントやれやいんだってさ」
そっかあああ…よかった…
なんてあからさまに安心してる輝が
なんだか面白かった、
「まあ、心配ばっかけてすまん。」
「いやぁいいよ、毎回どうなる事かとヒヤヒヤしてるけど…1人でもなんだかんだ上手くやってるじゃん」
「うん、ごめん」
先輩の事件を聞いて俺も少し反省してるんだよ?
記憶ないからって流石にやりすぎだなって
本当申し訳ないとか、思えてるだけすごい
自分で言うなっつの
「で、かなは先生の事どう思ってるわけ?」
「へ?」
予想外の質問にアホな声が出た
どう思ってるって…
「だって嫌いなら授業受けたくないじゃん」
「…受けねぇと退学だぞ」
「でも。いつものかなならそれでいても無視するだろ?」
そう言われると何もわかんない
心臓がよくわからないほど跳ねてる希気がする
顔も赤いのだろう…今なら項まで赤い自信があった
「約束破んのは、俺の親が泣く」
精一杯振り絞った答えだ
男が男を好きなんて言えるわけない
「それもそうか」
と納得してくれると、ほっとする
流石に幼馴染でもホモとかになるとドン引きだろ
俺でもその気がなかったら引くと思う…少しな
先輩の時点で引いたしな、
尚更言えるわけない
誰にも言えるわけない
敵わない恋なんだと
そっと胸の内にしまう事しかできない
むしろなんであんな奴に
こんなに動揺しなきゃいけねーんだ
本当、調子狂う
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