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諦めたので試合終了しました
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「お待たせしました」
一つ一つテーブルに置いていく
よし、これで終わった。安〇先生褒めてくれ
諦めずに注文を無事に届けました。客にメロンソーダぶっかけませんで…
「あっごめーん。手が滑ってまったわぁ」
ぽたぽたと液体が落ちた。メロンソーダか
せっかく作ってくれた服はベタベタだ、こいつら…
すみません安〇先生諦めずに届けましたがメロンソーダぶっかけられました。これは殴っていいですか
「あ、ごめんな。あつかったかのぉ?寒いやろから温めてやったのやけれど。ちゃうかった?」
クソ熱いのが背中にかかる
周りの人も何も出来ずにあわあわと驚いていた、
いや、驚くところじゃないから
誰か止めてくれん?
そんなに殴られたいか、そうか
じゃあ遠慮なく…
『3冠がんばろう!』
…
先生が笑いながら楽しそうに話す姿を思い出すと
殴るに殴れなくなった
ぐっと口を噛んで堪えるしかない
「ご主人様のお気づかい光栄に思いますよろしければ新しいのお持ちしましょうか?あ、それとも私にちょっかいがかけたくてなされたのですか?」
「おもんな…いいわ、お前今すぐ表でな」
「殴り合いは勘弁しろよ、ったく…」
俺もう無理、腹立つ一人で行った方がいいか
輝、忙しいだろうしな、なんて思うから
一人で行くしなかった
中川に俺の代わりを頼んでみたらいいか
そんなことしか頭の中はなかった
一番は3冠を取ること、俺の個人的なことは
二の次だ。巻き込むわけにも行かないだろう
そもそも俺が先輩と揉めた時から相当時間はたってるし
ならもっと早く来ればよかったものをなぜ今更だとおもった。意味不明
頭沸いてんのかな、
根に持ちすぎだろ
「で、なんですか?」
ガヤガヤした学校の中だが、一際静かな場所に
俺らは対立したように睨み合っていた
人気のないその場所は少し寂しさすら感じる
「てめーのせいで俺のダチが怪我してよォ、」
「あぁ、それはお気の毒に」
「なめた口聞いてられるのも今だけやぞガキが、」
「それで、要件は?」
「はぁ?わかりよるやろ、アホかいな」
胸ぐらを掴んで俺を睨むそいつから目を離さず
見つめ返した。目と目が合う瞬間好きだと気づいた〜
なんてシチュエーションだ。
胸ぐらは掴んでるけど
「ほんまお前男かよ」
「あの。それだけなら俺帰りますけど?仕事あるんで」
「授業ろくにやらんやつとほど行事ごとに積極的〜ってかいな。やめたれよ、うけるわぁ…」
「お前に何がわかんだよ」
「あぁ!?」
煽りすぎたか、顔をめがけて殴りかかった
顔を引いたからあんまり強くは当たらなかったが
切れて血が出てくる
「おい、オメーらこいつぐっちゃぐちゃにしてやれ、右腕はちゃんと折れよ」
わらわらと群がると俺に向かって
殴り掛かる、右から飛んできた右ストレートを
交わして手をひねりあげる
足で背中を蹴り飛ばして距離を置くが
休む暇すらなく後から木材、だろう
振り回しながら俺をめがけ飛んできた
流石に二人同時には無理で、片方の木に当たって
よろけた、どくどくと脈打ってるのがわかり
顔の表面があっつかった、血が流れてるからか
「はぁ…ふぅ…俺は絶対殴らねぇ」
「ほんならお前は死んだな、死んだら犯す?」
「あ。いいっすね、」
人数が多い
こんなにいるとは思ってなかった
外で待機してるやつもいたからだ
2、3にんだと思って余裕かと思ってたのに
この人数は無理だった、完全に囲まれて
今更逃げるわけにも行かない、
こんな人気がないここは学祭に夢中なのもあって誰も来ようとするわけなかった、久しぶりの喧嘩に
危険察知能力が働いてなかったのかもしれない
溝落に落ちると息ができない
もう限界だ、殴ってもいいかな
これ、また先生に迷惑かけるやつだ
でも、このままじゃ死ぬ流石に
グダグダ考えてる間に
俺は無意識に相手を殴ってしまった。
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