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光のある所から
ロープが降りていた
祐輔が先に上がり、僕の体に巻き付けたロープを上から引っ張りあげた
ろくに食事も取れなかった僕は
体力こそないものの
軽かったようで
容易に持ち上げられたようだ
「…これは」
希望の光の先にあった光景を見て、驚く
「爆弾が、投下されたんだ」
「…え」
「原子力よりも威力のある、世界が滅びるものだ」
「……」
「世界は、崩壊したんだよ」
瓦礫と化した光景は
無に近い
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