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夕方の18時だと言うのに希望の光のメンバーによる宴会が開かれていた。まだ夜も深くふけっていないというのにどんちゃん騒ぎで酔っ払っているものもチラホラいた。
「氷雨ちゃーん、元気ー?飲んでるー?」
ピンク色のショートヘアーを靡かせ一升瓶を持ったハンナが氷雨の元へやって来た。
「一応、俺男なんだが…?」
「良いのいいのー細かい事は気にしなーい。はい、飲んでー」
相当酔っ払っているのか、氷雨にコップを渡し並々と注いだ酒を勧めてくる。
これ何も割ってねーじゃねーか…潰す気か?
「おい、ハンナ流石にこれは…」
「気にしなーい、気にしなーい。副団長が全然帰ってこなくて私の仕事がいつもより激務だったとか気にしてないよー?」
こいつ…酔ったフリして恨みを晴らそうとしてやがる…
「っ…」
氷雨は逃げられないと悟と意を決し口に含んだ。
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