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番外編 4
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俺が家を出て1年
やっと、凪が俺の所へ来た
ずっと、この時を待っていた
凪が物心付く頃には俺は息子として見られなかった
可愛くて
柔らかくて
白くて
良い匂いがして
全てが俺を魅了した
勿論、妻も愛していた
だが、それは家族愛に近いものになっていて
凪がいたからこそ愛していた
凪が10才の時
やっと俺の想いは実る事になった
凪が俺を愛し
妻が壊れた
だが、凪が本当の意味で俺の物になった訳ではなかった
だから、少しずつ
確実に 本当の意味で凪が俺の物になるよう
俺は家を出た
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