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夜にふたり
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男の恋人がいると両親に打ち明けたら家を追出された。まあ、分かっていたけど。そんなに愛されてもいなかったし。
俺は出された荷物と共に恋人のナツキのアパートに転がり込んだ。ナツキは俺より大人で、優しくて、それでいて綺麗だ。桜色の頬。ふんわりした唇。少しだけ大きな目。撫でるとさらさらする黒髪。
「ゆうとくん、おいで」
家を出てから数日経ったある日の夜。俺はナツキに抱きしめられに行った。ナツキのアパートで生活を始めたっていうのに、俺とナツキはまだ何もしていない。
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