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唯一の友人2(萃蓮視点)
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「ん~。はーちゃんのご飯は安定の美味しさだねぇ」
作ってもらったオムライスを頬張り唸る千鳥。
ふわふわの卵にケチャップの酸味がよくきいたチキンライス、その隣にはふわふわのパンケーキが鎮座していた。
「そんなに頬張らなくてもいいだろ。ゆっくり食え。」
結島は口悪く言うが、その表情は嬉しそうだったのを千鳥はしっかり見ていた。
「ごちそうさまでしたー! んふふ」
「お粗末さまでした。」
それなりの量があったにも関わらずお皿は全て綺麗になっていた。
結島はその様子に満更でもないといった顔をしている。
しかし、全ての食器を片付け終えると結島は真剣な顔になり千鳥と向き合って座った。
「んで、萃。最近は発作起きてるのか…?」
「んー、最近は起きてないかなぁ…。」
発作というのは千鳥の過去に関係している。
「じゃあ、最近はちょっとした喧嘩だけなんだな?」
「うん、大丈夫だよ?」
千鳥は結島の質問に答えながら、自分の過去を思い出していた。
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千鳥の過去編少しだけ始まります。
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