アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
こんな夜は貴方に触れたい【BF】
-
その日の夜は、思いの外寝苦しくて、
寂しいような、
虚しいような、
変な気分で、眠れなかった。
独りが心細くなるくらいに、
窓から見える星空が大きく感じて、
ミーなんてすごくちっぽけに思えた。
・・・変ですねー。
いつもならこんなこと思わないのに。
・・・こんな夜は。
ジ ョ ウ チ ョ フ ア ン テ イ ?
ミーはまた勝手にミーの部屋に来ていたベルセンパイが眠るベッドに潜り込んだ。
・・・我ながら何してるんだろう、と思ったけど、触れた温かさに離れることが出来なくなって。
「・・・・ん、」
小さく呻いて、ベルセンパイが寝返りを打つ。
「!!」
そのとき、センパイが無意識にミーを抱きしめる。
「・・・な、」
「・・・・フラン・・・」
センパイの口からミーの名前がこぼれた瞬間、さっきまでの変な気分が嘘のようになくなって。
たまらなくなって、ミーは寝ているセンパイの唇に軽いキスを落とした。
こんな夜は貴方に触れたい
(え?なんでオレフランと寝てんの?)
(何言ってんですかー。夜中にミーを襲ったくせにー)
(嘘!?)
(嘘ですー)
(・・・このクソガエル)
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 15