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2-S
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ザワザワと賑やかな教室を前に少し緊張してくる。
馴染めると、いいな。。。
ガラガラ
「お前ら席つけ〜」
扉を開けて生徒に呼びかける担任の後ろを着いて教室の中に入った。
先程賑やかだったのが嘘のように生徒達は静かに自席に着いている。
否、その目はまったく静かじゃない。
教室にいる全員が俺の顔をじっと見つめている。
「ほら、お前らの期待してた転入生だぞ、喜べー」
気の抜けた紹介に笑いそうになりながらも自己紹介をする。
「初めまして、夜伽暁月です。こんな時期の転入でちょっと不安もあるけど、仲良くしてくれたら嬉しいな。」
にっこりと笑顔を浮かべ少しでもいい印象になるように意識する。
こーゆうのはきっと初めが肝心だよね
って、、、
あれ、反応がない?
なんか間違えたかな
そう思った次の瞬間
きゃあああああ!!!
うおおおおおぉ!!!
目の前の生徒達から悲鳴?のような歓声のような叫び声が響き渡った。
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