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甘えるにはどうすればいいのか、と底から長い時間考え続けた。
そこで思い付いたのは甘える方法ではなく、見本を見せてもらうこと。
ふふ、まずこのお願いで孝輔さんを困らせられるかも。
そう思って孝輔さんに話しかける。
空葉『ねぇ、お願いがあるんですけど…』
孝輔『ん、どうした?』
空葉『僕に甘えてください…我儘のお手本みたいな。』
さぁ困るかっ、と期待を胸に見つめると孝輔さんはニヤリと笑う。
孝輔『いいよ、上手くできっかな。』
なんて言ってる時にはもう、声が甘い。
可愛すぎて言葉にならない声が出る。
空葉『んんんんっ"』
それだけで胸がきゅんといっていたことから、もう萌え死にしそうだった。
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