アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
♢⒋
-
「どちく、しょうがぁ…!!!!」
何が大丈夫だ!おもっくそ効いてんじゃねぇか!!!!!
ここまででわかるだろう、そう蓮は媚薬入りをまんまと当ててしまったのだ。
初めは少し熱いくらいだったが、徐々に体に異変が起こってきて役員には適当な事を言って自室へ向かう蓮
しかし、動いたせいなのか先程よりも凄い快楽が蓮を襲ってくる。
熱い吐息を吐き出しながらも、なんとかエレベーターに乗り込み壁にもたれる。
畜生…一口だけで、これかよ…!
自信を抱きしめるように快楽に耐えているとやっと自室の階についてチーンと鳴り、扉が開く。
やっとか、と少し安堵をもらしながら薄く目を開けた蓮はしかし再びドン底に突き落とされる。
「…何をしている」
「クソ、風紀…」
開けた先には何故か風紀委員長
余談だが、風紀委員長と生徒会長の部屋は向かい合わせだ。
つまり、ここに彼がいるのは何の不自然もない。
「…おい、顔が赤いが熱でもあるのか?」
最初は不快そうに蓮を見ていたが息が荒く、何より顔が赤いのが見え少し心配そうにそう言った。
そして蓮は自分を心配するような発言に、
なんで、俺がこんな目にあわなきゃなんねぇんだ!!
怒りが爆発した。
そもそもこいつがあの時、早く飲まなかったから!!と忌々しげに要を睨みつける蓮。
理不尽、理不尽すぎる…。
自業自得とは正にこの事だ。
だがしかし、この暴君にはそんな言葉など辞書にない。
こうなりゃ何が何でもこいつの息子、穴に入れてやる!!!!
媚薬のせいなのか、蓮は自分がえらいことを言ってるのに気づかない。
「…おい、自室に連れて行け」
「は?…やっぱりどこか具合が悪いのか」
要はそもそも真面目な男
天敵ながらも、弱っている人は助けてしまう性分らしい。
それが近い未来、仇になる事も知らないで…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
5 / 41