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下僕だから
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side ちとせ
「下僕だから」
そう言って新藤はにやりと笑う
「意味わかんねーし!」
「ききたいことはそれだけか?」
「……」
「じゃあ話はこれで終わりだな」
__ブチッ
となにかがキレる音がした。俺の脳内だけでだが
「お前が連れてきたんだろ!!」
怒鳴りつけてドシドシと足音荒く部屋を出ていこうとする
「話は、って言ったろ?」
反射的にはぁ!?っと言い返そうと振り向いた瞬間…
__ガタッ
視界が突然ぐるりと回って気がつけば視線の先には天井がある
さっきの机の上に俺は仰向けに倒れ、にやりと笑う新藤が俺を見下ろしていた
「…離せ」
「断る」
じたばたと暴れるが押さえつけられた両手はびくともしない
力強すぎだろ…
そう思いながらもなんとか新藤の下から抜け出そうと必死に暴れていたらシュルっと新藤が俺のネクタイを解いて抜き取った
ちなみに俺の両手は新藤が左手だけで抑えているのだが。
「あんまり暴れられてもめんどくさいしな」
そう言うと突然くるっと回されうつ伏せにされた
そして先程取ったネクタイで俺の手を後ろで縛る…
「ってまたかよ!?ふざけんな!!」
なんで1日に2回も縛られなきゃならねーんだよ!!
解こうともがくがどれだけきつく結んだのか、全く解けそうにはなかった
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