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役員発表
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side ちとせ
何事もなく5時間目までが終了した
6時間目は生徒会役員の発表兼挨拶の集会がある
全学年がそれぞれクラスごとにぞろぞろと体育館へ移動する中俺は1人早足で体育館へ向かう
体育館へ着くとステージの裏へ行く。まだ数名来ていないが新道や副会長は教師たちと何やら話していた
「おぅ、ちとせちゃん、腰は無事か?」
教師たちににこにこする新藤を睨みつけていると後ろから声をかけられる
「お前、瀬戸か。ちゃん付けすんな」
鋭い目をそのままに振り返り瀬戸を睨み付ける
「可愛い顔してるのに言葉遣いも目つきも悪いなんてギャップ萌えでも狙ってんの?」
「はぁ?狙ってねーよ、てか触んな!」
ケツを触ってくる手をバシッと叩き落として距離をとる。が、また近づいてきて今度は肩を組まれ小声できいてくる
「で?結局斗真のペットになったんだ?」
「うるせぇ、お前には関係ないだろ…」
「それがあるんだよなぁ〜斗真のペットなら俺も味見させて貰いたいな〜って」
「ふざけんな!誰がお前なんか…っ!?」
突然グイッと腕を引かれよろけた所を何かに包まれる
「恭弥、こいつには手出すなよ?」
「………はぁ、そんな威圧すんなよ、とらねーよ」
いちゃつくなら他所でやれと言いながら副会長の方へ行く瀬戸を眺めていると
「おい、犬のくせに主人以外に尻尾振るな」
「振ってねーし、犬じゃねーし、つか離れろ」
抱き込まれていた腕を退けて離れる
「ほう?躾が必要か?」
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