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食堂
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side ちとせ
あの後は何も無く月曜になって登校して、今は普通に授業を受けている
やたらと優しい…というか甘いというか、そんな新藤が何を考えているか俺には分からない
チャイムが鳴って愛希がこちらに向かってくる
「ちとせ〜お昼ご飯どうするの?」
「食堂」
「俺も俺も!一緒だ〜!」
「はいはい…」
うるさい愛希と並んで廊下を歩く
ドンッ
「ぅわ…」
すれ違いざまに誰かにぶつかりよろめく
「あ、ごめ」
謝ろうと振り返れば凄い形相で睨まれ戸惑う。相手の女生徒はそのまま何も言わず行ってしまった
そういえば先週の金曜から時々刺すような視線を感じる。何かしてしまったかと考えるがそんな覚えはないし、知らないやつらばかりだ
「ちとせ大丈夫?」
「え、あぁ…行くぞ」
気にしたって仕方がない。そんなことより混む前に食堂に行こうと2人で歩き出す
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