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片思いを合わせて…
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寝室に着いて、二人一緒に勢いよく沈む。
御船は口付けを落とし、首筋に吸い付きながら、
七瀬の服を剥いでいく。
七瀬は御船の唇が身体に触れる度に歓喜に震えて痙攣した。
湧き上ってくる熱に、七瀬は身動き一つ取れない。
「ぁ、…んっ、」
全て御船のされるがまま、というのが少し悔しかった。
せめて、こんな事くらいで声は上げるまいと気を張って唇を噛む。それを見た御船はニヤリと笑って、七瀬の服を放り投げながら、先走りに濡れた七瀬のソレを勢いよく咥えた。
「ぁあああああっ!?」
突然のあたたかく湿った快感に、思わず嬌声を上げる。
そして、じたばたと思わず逃げるように暴れた。
しかし御船は容易くそれを封じ込め、更に口淫を深く、激しくしていく。
「あっ、ああっ、あゥっ!」
熱い、
気持ちいい…、
苦しい…
御船の濡れる舌から、かかる熱い息から、
行為の激しさから、
御船の思いが伝ってくるようだ。
動くな、逃げるな、喘げ、鳴き叫べ。
俺だけに狂え。
激しく責め立て、追い詰めるような口淫はまさしくそう言っていた。
七瀬は喘ぎ悶えながらも、いやいやと首を振り、御船から視線を逸らす。
そんな七瀬を見て、御船は、わざと大きく音を立てながら七瀬のそれを激しく吸った。
がくん、と、
七瀬の動きが止まる。
バクンバクン、と心臓が鳴る。
あぁ…、また来る。
あの強い波が。
七瀬は目を見開いて、再び、御船に視線を戻した。
ーーー怖い、怖い…、
快感って…、こんなに強いものだったか?
久々の強い刺激に戸惑いが隠せない。
七瀬と、ようやく視線があった御船は赤く濡れた唇で弧を描き、口だけで激しく抜き始めた。
ーーーあぁ!だめだ…っ、
快感が弾ける。
快感が身体を覆う。身体を仰け反らせ、七瀬は耐えきれずに、御船の口に精を吐き出した。
「あ、あ、あっ、あぁあああ……!!」
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